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40代看護師の平均年収はいくら?職場別比較や年収アップのコツも解説
記事掲載日:2025/10/29

40代の看護師はそれぞれのキャリアを歩み、環境によって年収にも差が大きくなっている年代。同年代の看護師は、どれくらいの収入があるのでしょうか。今回は、40代看護師の平均年収や、40代からのライフプランに合わせたキャリア選び、年収を上げる方法についても詳しくご紹介します。
- 40代看護師の平均年収
- 看護師の年代別平均年収
- 40代看護師の収入の内訳
- 40代の看護師が年収を上げる方法
- 40代からの看護師キャリアを前向きに描く方法
- 年収を落とさない職場選びのポイント
- 40代看護師の収入に関するQ&A
- 40代看護師の転職は年収アップのチャンス!
40代看護師の平均年収
出典:厚生労働省「令和6年賃金構造基本統計調査」
40代看護師の平均収入は、40代前半で約539万円、40代後半では約572万円です。看護師の給与は、基本的に年齢を重ねるにつれて高くなる傾向にあるため、これは若い世代に比べると高めの水準といえるでしょう。また、40代になると管理職に就く人も出てくるため、年収が上がりやすくなります。
ただし、看護師の年収は、経験年数や保有資格、職場の環境などによって差があるため、あくまで平均であることを考慮しておきましょう。
40代看護師の男女別の平均年収
| 男性 | 女性 | 男女 | |
|---|---|---|---|
| 40~44歳 | 約605万円 | 約527万円 | 約539万円 |
| 45~49歳 | 約570万円 | 約572万円 | 約572万円 |
出典:厚生労働省「令和6年賃金構造基本統計調査」
40代看護師の平均収入には、男女差があります。40代前半の平均収入は、男性の方が高い傾向にあり、女性よりも約80万円多いです。ただし、40代後半になると女性の収入とほぼ同じになっています。
とくに、40代前半の収入差が顕著にみられる理由としては、出産や育児のため一時的に仕事をパートタイムや時短にしている女性が多く、逆にこの年代の男性看護師が活躍していることが考えられるでしょう。
40代看護師の職場別・企業規模別の平均年収
【職場別】40代看護師の平均年収
| 職場 | 年代 | 平均年収 |
|---|---|---|
| 病院 | 40〜44歳 | 約577万円 |
| 45〜49歳 | 約605万円 | |
| 訪問看護 | 40〜44歳 | 約476万円 |
| 45〜49歳 | 約588万円 |
出典:公益社団法人日本看護協会「2024年度看護職員の賃金に関する実態調査報告書」
【企業規模別】40代看護師の平均年収
| 企業規模 | 年代 | 平均年収 |
|---|---|---|
| 1,000人以上 | 40〜44歳 | 約606万円 |
| 45〜49歳 | 約685万円 | |
| 100〜999人以上 | 40〜44歳 | 約504万円 |
| 45〜49歳 | 約532万円 | |
| 10〜99人以上 | 40〜44歳 | 約467万円 |
| 45〜49歳 | 約475万円 |
※平均年収は1,000円以下の値を切り捨てて記載
40代看護師の平均年収は、勤務先によって大きく異なります。病院勤務と訪問看護ステーション勤務を比べると、病院勤務の方が年収が高い傾向です。40〜44歳、45〜49歳それぞれで、100万円ほど差があります。
また、40代看護師にとって、勤務先の規模も年収に差が出る要因です。企業規模1,000人以上の職場と99人以下の職場を比べた場合、40〜44歳の平均年収は約140万円差があります。とくに、大学病院や総合病院など規模の大きな職場は、年収が高い傾向にあるでしょう。
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看護師の年代別平均年収
| 年代 | 平均年収 |
|---|---|
| 20~24歳 | 約427万円 |
| 25~29歳 | 約486万円 |
| 30~34歳 | 約501万円 |
| 35~39歳 | 約511万円 |
| 40~44歳 | 約539万円 |
| 45~49歳 | 約572万円 |
| 50~54歳 | 約582万円 |
| 55~59歳 | 約571万円 |
| 60~64歳 | 約481万円 |
出典:厚生労働省「令和6年賃金構造基本統計調査」
看護師全体の平均年収は約519万円。一方で、40代看護師の平均年収は40代前半で約539万円、40代後半で約572万円です。看護師全体の平均年収と比較しても、40代の看護師は約20万円~50万円高くなっています。とくに、40代後半ではピークに近い年収となり、以降50代まで平均年収はあがる傾向です。
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40代看護師の収入の内訳
| 項目 | 金額 |
|---|---|
| 基本給(※1) | 40~44歳:267,998円(月額) 44~49歳:297,249円(月額) |
| 夜勤手当(※2) | 40~44歳 30,224円(月額) 44~49歳 31,525円(月額) |
| 賞与(※2) | 40~44歳 111万4,083円(年間) 45~49歳 129万8,009円(年間) |
| その他 | 残業代、時間外手当などが加算 |
※1出典:公益社団法人日本看護協会「2024年度看護職員の賃金に関する実態調査」結果
※2出典:公益社団法人日本看護協会「2024年度看護職員の賃金に関する実態調査報告書」
※病院勤務の正規雇用看護職員を例に記載
40代看護師の年収は、基本給に加えて夜勤手当や賞与の比重が大きいです。これらに加えて各種手当や残業代が加算され、さらに収入は増える傾向にあります。
上記の表は、病院勤務・正規雇用の40代看護師の収入を記載したものです。夜勤の有無や役職によっても差が出やすく、夜勤を多くこなす人や管理職に就く人はさらに高収入になる傾向があります。
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40代の看護師が年収を上げる方法
看護師は、年収アップしにくい職業だと言われることがあります。ただし、働き方を工夫したり、追加で資格を取得したりすることで年収アップを狙うことが可能です。ここでは、看護師が年収を上げるためにできることを紹介します。
夜勤・オンコール対応を増やす
看護師は、夜勤やオンコール対応をすると手当がつきます。自ら希望して夜勤回数やオンコール対応の当番を増やせる職場であれば、年収アップが見込めるでしょう。
ただし、心身ともに負担が大きいので無理は禁物です。夜勤やオンコール対応がつらい人は、追加の資格取得や昇進を目指すなど他の方法を考えましょう。
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役職に就く
主任や師長などの役職に就いている人は、手当がつくため年収が高い傾向にあります。昇進の条件は勤務先によってさまざまですが、経験年数に加えて新たな資格取得や長期的な研修受講が必要な場合がほとんどです。
昇進を目指したい看護師は、まず上司に相談して、働きながらスキルアップできる環境を整えてもらいましょう。
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資格を取得する
より専門性の高い資格を持っていると、手当がつくため年収が高くなる可能性があります。気になる分野や学びを深めたい領域があれば、認定看護師や専門看護師といった資格の取得を目指してみるとよいでしょう。追加で資格を持っていると仕事の幅や選択肢が増え、昇進時にも有利になります。
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部署を異動する
専門性の高い部署は手当があったり、基本給が高く設定されていたりするケースがあります。今勤務している病院に年収アップができそうな部署があれば、異動を検討してみてください。
40代になると子育てがひと段落する人も多くなります。部署異動はこれまで育児を理由に仕事を制限していた人も取り入れやすい方法です。
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転職する
今の職場での年収アップに限界があると感じた場合は、転職を検討するのも一つの手段です。看護師の人員不足は慢性化しているため、40代の看護師でも転職できる可能性があります。看護師の年収は、病院の規模が大きいほど高くなる傾向にあるため、総合病院など規模の大きい職場を選んでみるのもよいでしょう。
また、近年急速に需要が高まっている訪問看護もおすすめです。訪問看護ステーションや病院、診療所などを拠点に在宅医療を提供する訪問看護師も、経験を積むことで管理職を目指せます。
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40代からの看護師キャリアを前向きに描く方法
②働き方と生活のバランスを見直す
③将来を見据えたキャリアプランを立てる
40代は、看護師として培った豊富な経験や知識を、次のステージに活かせる大切な時期です。これまでの臨床経験や取得した資格を強みに変えることで、役職や専門職へのステップアップ、収入アップへのチャンスが広がるでしょう。
また、この時期は家庭や健康との両立も重要です。夜勤の有無や勤務形態など働き方と生活のバランスを見直すことも欠かせません。将来を見据えたキャリアプランを立てることで、無理なく長く働き続けられる道が見えてきます。
40代からのキャリアチェンジは決して遅くありません。むしろ、自分らしい働き方を実現する絶好のタイミングといえるでしょう。
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年収を落とさない職場選びのポイント
40代の転職では、以前より年収が落ちてしまうこともあります。こんなはずではなかった...!ということにならないためには、いくつかのポイントを押さえましょう。
収入を落とさないために確認すべきこと
40代で転職を考える際、収入を落とさないためには、条件の確認が欠かせません。基本給のほか、夜勤手当や役職手当、残業代の有無など給与に直結する項目を必ずチェックしましょう。
また、賞与の支給実績や昇給制度、福利厚生の充実度も長期的に見ると、年収に大きな影響があります。さらに、勤務形態やシフトの安定性は、生活とのバランスを考えるうえで重要です。
事前に複数の職場を比較し、トータルで見て収入を維持できる環境を選びましょう。
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職場ごとの収入差を見極める
看護師の収入は、病院、クリニック、訪問看護、企業の医療関連部門など、選ぶ職場によって大きく異なります。また、同じ経験年数でも、夜勤や役職手当の有無、勤務時間の長さは、給与に差が出る項目です。
そのため、転職を検討する際は、給与だけでなく手当や福利厚生、勤務形態を総合的に比較することが重要になるでしょう。事前に複数の職場情報を集め、どのような職場だと収入を維持しながら自分に合った働き方ができるのか、という視点で考えておくことが必要です。
転職の不安は「ナースステップ」へ相談しよう
いざ転職を考えると、年収や働き方、職場の雰囲気になじめるか...など不安に感じることも多いでしょう。とくに、40代看護師は経験を活かしたい一方で、収入を維持できるかが重要なポイントになります。
悩みを一人で抱えず、医療業界に精通した専任コンサルタントがいる「ナースステップ」に相談してみましょう。条件に合った職場の紹介や、条件の交渉などを無料でサポートしてくれるため、安心して転職活動を進められます。
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40代看護師の収入に関するQ&A
収入に悩む40代の看護師から、ナースステップがよく受ける質問を以下にまとめています。今後のキャリアを考えるうえで、皆さんも参考にしてみてください。
Q. 夜勤の有無は年収にどのくらい影響しますか?
日本看護協会の調査によると、40代看護師が2025年1月に夜勤回数に応じて支払われた手当総額の平均は、40代前半で41,760円、40代後半で42,809円です。12か月分とすると、年間で約50万円前後の違いが出ると考えられます。ただし、この額は職場によって差があるため、目安として考えるとよいでしょう。
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Q. 管理職に就くと年収はどのくらい上がりますか?
管理職手当の相場は職場の種類によって変わりますが、日本看護協会の調査によると、手当の平均額は病院で月額41,420円、訪問看護ステーションで35,635円、診療所で36,400円、介護系サービスで26,262円です。そのため、年収にすると315,144~497,040円になると考えられます。管理職のグレードによっては、さらに上を目指せるでしょう。
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Q. 転職で40代から年収を上げることは可能ですか?
40代の看護師は、即戦力や教育係としての役割が期待でき、育児がひと段落している人も多いため、長く働いてくれる人材として優遇されることが多いです。また、管理職や管理職候補として条件のよい職場に転職できるチャンスが多い年代でもあります。常に人手不足の看護業界では、40代はまだまだ年収アップが期待できる時期といえるでしょう。
Q. 40代看護師特有のキャリア課題とは?
40代は体力面の衰えを感じ始める時期。夜勤や介助などが辛く、寝ても疲れが取れないと感じ始める人もいます。また、自身の健康面や、育児・介護など家庭との両立も課題となり、働き方に難しさを感じやすい時期です。乗り越えるには、スキルや資格を活かし、無理のない働き方を模索することが重要になるでしょう。
Q. 40代看護師の高収入職場への転職事例はある?
高収入な職場への転職事例として、訪問看護ステーションや企業の健康管理部門、治験コーディネーター(CRC)などがあります。これらの職場では経験を評価されやすく、年収アップにつながる場合もあるでしょう。いずれの場合でも、40代の転職では経験豊富なことを活かし、即戦力としての強みをアピールすることがポイントです。
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40代看護師の転職は年収アップのチャンス!
40代の看護師は、これまでのキャリアを活かしてさらにステップアップできる大切な時期です。これからさらに年収を上げられる可能性があります。40代は一般的に「転職には遅い」と考えられがちですが、看護業界ではそうではありません。もし今の職場での年収にお悩みなら、転職を検討してみるとよいでしょう。
ナースステップは、40代の看護師の年収アップやキャリア形成を力強くサポートします。医療業界専任担当のコンサルタントが一人ひとりの悩みに寄り添い、希望条件に合った職場を探します。年収や働き方に不安を抱えている方も、やりがいを持ちながら長く活躍できる環境を一緒に見つけていきましょう。ぜひ一度、お気軽にご相談ください。
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