転職

看護師を辞めたいときはどうする?理由と対処法・スムーズな転職の進め方

記事掲載日:2022/10/06

看護師を辞めたいときはどうする?理由と対処法・スムーズな転職の進め方

看護師の仕事をしていると、さまざまな理由で「辞めたい」と思うことがあります。今回は、看護師のよくある「辞めたい」と思う理由や効果的な対処法について解説。また、実際に転職する際、円滑に進める方法を紹介しますので、仕事がつらくてお悩みの看護師さんはぜひご覧ください。

ナースステップは
「なぜ転職するのか」の理由を
明確にするところから一緒に考えます。

看護師の転職に悩んだら
まずはナースステップにご相談ください!

無料60秒で完了!
ナースステップに登録する▶

【ナースステップ】看護師の求人検索はコチラ

看護師を「辞めたい」と思ったとき、どうしたらいい?

看護師の仕事を「辞めたい」と思ったとき、ただ我慢し続けていると体も心も参ってしまいます。まずは立ち止まって、対策を考えてみましょう。

なぜ「看護師を辞めたいか」理由を考える

なぜ自分が「看護師を辞めたい」と思っているのか、理由を深掘りしてみましょう。悩んでいる理由によって、これからの行動や取るべき対処法が異なるためです。原因によっては、意外と簡単に解決できる場合もあるかもしれません。

冷静に自分を振り返り、今悩んでいることの原因が何なのか自問自答してみましょう。

看護師を辞めたいと思う11個の理由はこちら
【要注意】看護師が今の職場を辞めた方がいい4つのサインはこちら

看護師を辞めることのリスクを知る

看護師を辞めたいと思っていても、実際に退職するとなると収入や経歴の面でのリスクがあります。今の職場を辞めたからといって、すべての悩みがなくなるとは限りません。自身の悩みや辞めたい理由とあわせて、リスクについてもじっくり考えることがおすすめです。

看護師を辞める前に知っておきたい6つのポイントはこちら

今の自分にできる対処法を試してみる

仕事を辞めたい理由と実際に辞めた場合のリスクを天秤にかけて考えてみて、もう少し今の職場で頑張ってみようと思えるなら、現状できる対処法を実践してみましょう。
自分の行動を改めることで状況がよくなったり、気分が楽になって働き続けられるようになったりすることも考えられます。無理のない範囲で対処法を実践してみましょう。

【悩み・経験別】看護師を辞めたいときに試したい対処法はこちら
【先輩看護師に聞いた】辞めたいと思ったときの対処法はこちら

辞めるかどうかを判断する

できる限りの対処法を試してみて、どうしても今の職場で看護師を続けることが難しいなら辞める決断をするのがよいでしょう。ただし、「看護師自体を辞めたい」のか「今の職場を辞めたい」のかについては、慎重な判断が必要です。

もし「看護師の仕事は好きで、今の職場がつらい」状況であれば、転職活動も前向きに進められるでしょう。

看護師が転職活動を円滑に進める流れはこちら
【悩み別】看護師が働きやすいおすすめの職場はこちら

▼関連記事はコチラ
看護師の仕事のきついところは?対処法、お悩み別のおすすめ転職先も紹介

看護師を辞めたいと思う11個の理由

看護師が仕事を辞めたいと思う理由はさまざまですが、精神的負担・身体的負担の両方に課題を感じていることも。看護師が辞めたいと思う理由を紹介しますので、一度ご自身の状況と照らし合わせてみてください。

【悩み・経験別】看護師を辞めたいときに試したい対処法はこちら

職場の人間関係が合わない

職場の人間関係が合わない

チームワークが重要な看護師の職場では、働くうえで人間関係は大切です。チームに合わない人がいたりチームの雰囲気が悪かったりすれば、自分の能力を発揮できないこともあるでしょう。人間関係がギスギスするのは人手不足など職場の体制が関係している場合もあるため、病棟や職場を変えるのもひとつの方法です。

▼関連記事はコチラ
看護師の人間関係はどうすれば改善する?悪化する原因や解決策を解説

医師との連携がうまくいかない

病院やクリニックなど多くの職場において、看護師の仕事には医師の指示が不可欠。指示の確認や医療行為の補助など、医師との連携が大切です。しかし、医師の中にはいろいろな性格の方がいて、高圧的な態度や理不尽に叱責される場合もあります。人間関係ですので、挨拶や報告の仕方など接し方を工夫することで解決する場合もあるでしょう。

ミスばかりで向いていないと感じる

看護師は同時に複数の患者さまの対応をするため、ミスをする危険と隣り合わせです。小さなミスが大きなインシデントを招く可能性もあり、ときには厳しく指導されることもあるでしょう。

落ち込んだ気持ちを引きずって、さらにミスをするループに陥るケースも。気持ちを切り替えて、周囲の同僚にどのような工夫でミスを防いでいるのか聞いてみるのもよいでしょう。

命を扱うことの精神的な負担が大きい

命を扱うことの精神的な負担が大きい

看護師の仕事はやりがいがありますが、その分患者さまの生命に直結する仕事で責任も重大です。自分が症状を見逃したり、処置が遅れたりすることで患者さまの病状が悪化したら...と考えると、ストレスを感じることもあるでしょう。ときに、人の生死に関わるような判断が求められる看護師ならではの悩みといえます。

夜勤や人手不足で身体的な負担が大きい

看護師はよく体力勝負といいますが、夜勤や残業が続くと身体的な負担が大きくなります。職場の人手不足が原因で、看護師に負担がかかりすぎているケースも。無理をしすぎると心身の不調につながるため、業務量の調整や職員の配置見直しを上司に相談したり、転職を検討したりするのがよいでしょう。

看護師1〜2年目で経験が浅く仕事についていけない

看護師1〜2年目の新人の場合、経験の浅さやスキル不足から仕事を「つらい」と考えてしまうケースもあります。この時期にスキルや経験が不足しているのは当たり前のこと。誰もが通る道ですが、人によっては「辞めたい」とまで追い詰められてしまうケースもあります。

▼関連記事はコチラ
新人看護師「もう辞めたい...」1年目ならではの苦悩や転職の考え方

仕事内容に給料が見合わないと感じる

職場にもよりますが、身体的にも精神的にも負担が大きい場合、その負担に対して給料が低いと感じることもあるでしょう。とくに中堅看護師は一人前として扱われるだけでなく、新人教育を任されるなど、仕事量が増え負担が大きくなる傾向にあります。仕事内容と給料が見合わないと感じることで、別の病院への転職を考えたりする方も少なくありません。

▼関連記事はコチラ
看護師の給料(平均年収・月収)はいくら?収入を上げる方法など

患者さまやご家族と関わるのが難しい

患者さまやご家族と関わるのが難しい

看護師として働く中で、ときにはクレームの多い患者さまやご家族の対応をすることもあります。患者さまやご家族の中には、治療のつらさや思うように治療が進まないイライラを看護師にぶつけてしまう方も。つらい気持ちはわかるものの、看護師にとってはストレスになります。

理想の看護ができない

看護師を志した頃に思い描いたような、理想の優しい看護師像と現在の自分との間にギャップを感じてしまう人もいます。また、総合病院では希望通りの診療科に配属されないことも。看護師になったものの理想的な働き方ができず、「辞めたい」「転職したい」と思うことがあるでしょう。

子育て・介護などのプライベートと両立できない

看護師の仕事は夜勤・休日出勤があることや、体力を消耗する仕事であることから、子育てや介護などプライベートとの両立が難しい場合も多いです。家族の協力を得たりある程度続けたりすることで、両立のコツをつかむ人もいます。上司に働き方を相談するほか、転職を検討するのがよいでしょう。

キャリアアップを考え始めた

看護師としてキャリアアップを考えていて、現在の職場を「辞めたい」と思うケースもあります。現在の職場では自分が思い描く看護師の仕事やキャリアを叶えられず、転職したいと考えるケースです。

「辞めたい」と思う理由の中ではポジティブな内容であるため、前向きに検討しましょう。将来実現したいキャリアを明確にして転職活動を進めることで、理想のキャリアアップを叶えられます。

【悩み・経験別】看護師を辞めたいときに試したい対処法はこちら
【先輩看護師に聞いた】辞めたいと思ったときの対処法はこちら

看護師を辞める前に知っておきたい6つのポイント

看護師を辞めたいと思っても、衝動的に退職届を提出することはおすすめできません。退職前に考慮したいポイントを6つ解説します。

看護師自体を辞めると、キャリアや経験がほぼ白紙になる

看護師の職自体から離れる選択をすると、今まで培ってきたキャリアが白紙になってしまいます。異職種への転職は未経験者としてのスタートとなるため、改めて仕事やその業界の常識、知識を身につける必要があります。また、専門学校を卒業している場合、看護という専門的な領域以外の興味や適性のアピールに工夫が必要です

看護師自体を辞めると、収入が下がる可能性がある

看護師を辞めて他の職種に転職をすると、収入が下がる可能性があります。厚生労働省の調査(※1)によると、看護師の平均年収は約508万円です。一方、国税庁の調査(※2)によると、給与所得者1人当たりの年間の平均給与は約458万円。女性の年間の平均給与は約314万円であり、女性看護師が別の仕事に就くと大幅に収入が下がることが想定されます。

▼参考資料はこちら
※1厚生労働省「令和5年賃金構造基本統計調査」(一般労働者 職種別)
(上記データを加工し算出しています。)

※2国税庁「令和4年分 民間給与実態統計調査

短期間で辞めると、継続力や耐性がないとみなされかねない

短期間で仕事を退職している場合、転職の際に「またすぐ辞められるのでは」と思われる可能性があります。マイナスな印象を持たれないよう、納得できる転職理由を用意しておきましょう。ネガティブな退職理由の場合、ポジティブな表現に言い換えます。難しい場合は、転職専門のコンサルタントに相談するのもおすすめです。

退職金は、長く勤めるほど高くなることが多い

退職金制度を用意している職場であれば、長く勤めるほど支給額が高くなる傾向にあります。また退職金は、基本給×勤続年数、固定額×勤続年数、基本給×勤続年数×功績倍率、勤続年数などで求めることが一般的です。退職金の有無や計算方法は、職場によって異なりますので、事前に確認しておきましょう。就業規則などで確認ができます。

お礼奉公中の奨学金返済に、問題が発生する可能性がある

「お礼奉公」とは、病院に奨学金を負担してもらう代わりに、看護師資格取得後にその病院で決まった年数を働く契約です。お礼奉公の期間中に退職すると、奨学金を返還する義務が発生したり違約金を求められたりする場合も。お礼奉公中の人は転職を慎重に検討する必要があります。

1年目や2年目の新人のうちは、辞めたいと思うことが多い

誰でも1、2年目の新人のうちは、生活リズムに慣れず「きつい」と感じたり、覚えることが多く「私にはできない」と悩んだりして、辞めたいと思うことがあるものです。目の前の仕事をひとつずつこなすことで慣れる場合も。1、2年目で辞める場合は転職理由や転職先の探し方が難しいことが多く、転職のプロに相談するのがよいでしょう。

【ナースステップ】看護師の求人検索はコチラ

【要注意】看護師が今の職場を辞めた方がいい4つのサイン

【要注意】看護師が今の職場を辞めた方がいい4つのサイン

今後の生活やキャリアを考えると、勢いで職場を変えることはおすすめできません。しかし、職場環境に問題がある場合は無理する必要はまったくありません。今すぐ職場を辞めた方がいいときのサインを4つ紹介するので、転職の目安にしてください。

メンタルやからだの調子に異常を感じている

気分が沈む、元気がない、イライラしやすい、理由なく不安、落ち着かない、動悸や息苦しさ、食欲不振、 眠れない など

心身の不調が続く場合は、うつ病や精神疾患の予兆の可能性も。上記のような症状が見られるときは、専門の医療機関に相談することをおすすめします。また、職場でストレスを受けていると感じるときは、厚生労働省の「5分でできる職場のストレスセルフチェック」で調べてみましょう。

職場環境が明らかに悪い

労働基準法に違反した働き方をしている場合は、今すぐにでも職場を変えた方がいいです。たとえば、次のような職場は労働基準法違反です。

●労働時間が1週あたり40時間、1日あたり8時間を超えている
●休日が4週間で4日未満
●法定労働時間や法定休日の基準を超えて働くにもかかわらず、時間外労働・休日労働に関する協定(36協定)が締結されていない
●時給換算すると都道府県の最低賃金を下回る
●同意なしに賃金が引き下げられた
●規定の給料日に給料が支払われない
●法定労働時間を超えた労働に対して、割増賃金が支払われない
●有給休暇の理由を問われる、理由によっては有給休暇を拒否される
●妊娠や出産を理由に退職を強要される

労働時間や給料に問題がある場合や人間関係が劣悪な場合など、自分一人で職場環境を解決することは簡単ではありません。職場環境の改善が望めない場合は、思い切って職場を変える選択肢もあります。

初めての方でも安心!看護師の転職サポートのプロに無料で相談する

プライベートに悪影響を与えている

子育てや介護と仕事が両立できないときは、職場や働き方を変えることを検討しましょう。残業がない職場や時短勤務を選択することで、プライベートと仕事を両立しやすくなるかもしれません。仕事も大切ですが、プライベートの時間も大切です。今いる職場でどうにもならない場合は、職場を変えてワークライフバランスを整えることが、充実した生活を送ることへの近道となります。

新たな診療科・職場に興味がわいている

他の診療科や病院に興味がある場合も、転職を検討する目安となります。仕事や環境を変えることで、より自分に合う仕事や働き方が見つかるかもしれません。また、自分に合う職場環境を見つけられれば、生き生きと活躍できる可能性が高まります。現在の職場や職種が合わないと感じるとき、そして他に興味のある診療科や病院がある場合は、思い切って転職に踏み出してもよいかもしれません。

【ナースステップ】看護師の求人検索はコチラ

【悩み・経歴別】看護師を辞めたいときに試したい6つの対処法

「これ以上、看護師を続けたくない」と感じても、勢いで辞めてしまうと後悔するかもしれません。看護師を辞めたいと思ったときに、一旦試したい対処方法をいくつか紹介します。ぜひ参考にしてみてください。

【身体的につらい】有給を取得して心身を休ませる

【身体的につらい】有給を取得して心身を休ませる

有休があれば、まずは休暇を取得しましょう。いったん仕事を忘れてゆっくり眠ったり、気分転換に自然の中に出かけてみたりするのもおすすめ。身体も心もリフレッシュできて元気に仕事に戻れるかもしれません。また、メンタルに不調を感じている方は、心療内科を受診したりカウンセリングへ行ったりするのもよいでしょう。

【精神的につらい】先輩看護師や同僚・友人に相談する

同じ職場で働く先輩や同僚に相談すると、気持ちが楽になることがあります。同じ悩みを共感してもらえたり、先輩や同僚がしている仕事の工夫を教えてもらえたりするかもしれません。新人看護師の場合はプリセプターに相談するのがおすすめです。

職場の同僚に相談しづらい人間関係などの内容は、プライベートの友人に相談するのがよいでしょう。看護師以外の友人に相談すると、客観的な意見をもらえることもあります。

【人間関係・仕事内容がつらい】部署異動を希望する

【人間関係・仕事内容がつらい】部署異動を希望する

総合病院勤務で、部署内の人間関係がつらい場合や他に希望する診療科がある場合は、部署異動の希望を出してみるのもひとつの方法です。部署異動は年に1回新年度にある場合がほとんどで、必ずしも希望が通るわけではありません。異動してすべての悩みが解決するとは限りませんが、検討してみる価値はあるでしょう。

【ミスや責任の重さがつらい】仕事への考え方を改める

ミスが多かったり責任の重さに耐えられなかったりして「辞めたい」と感じる場合は、仕事に対する考え方・向き合い方を見直してみましょう。自分の仕事に「本当にこれでよいのか」と向き合うことも大切ですが、妥協点も必要です。「看護師は生計を立てるために必要な仕事」と、割り切って考えることで救われるケースもあります。

【新人で経験が浅い】初心にかえりスキルアップを目指す

【新人で経験が浅い】初心にかえりスキルアップを目指す

1、2年目の新人で看護師の仕事を辞めたいと考えているなら、看護師を目指したときの気持ちに一度立ち返ってみましょう。初心を思い出すことで、看護師の仕事に意欲がわくこともあります。

新人はわからないことやできないことがあって当たり前です。目の前の仕事に丁寧に取り組むほか、知識やスキルを身につけるための勉強をして、ステップアップを目指しましょう。

【他に興味がある・対処法を試してもつらい】転職を考える

他の診療科や職場に興味がわいている場合や、現状を変える対処法を実践しても状況が変わらずつらいときは、転職を考えましょう。看護師自体を辞めたいのか、看護師として別の職場で働きたいのかという選択は、慎重に決断してください。

「看護師を続けたい」と思えば、自分に合った職場選びや円滑な転職活動を進めるために行動を起こしましょう。

看護師が転職活動を円滑に進める流れはこちら
【悩み別】看護師が働きやすいおすすめの職場はこちら

【悩み別】看護師が働きやすいおすすめの職場

今の職場がつらいと思って転職しても、新しい職場で同じ悩みを経験するケースも。理想の働き方を実現できるよう、お悩み別におすすめの職場を紹介します。

【人間関係がつらい】訪問看護

【人間関係がつらい】訪問看護

人間関係の悩みがきっかけで転職を考えている看護師には、「訪問看護」がおすすめです。

訪問看護は、利用者さまのご自宅に訪問して看護ケアを提供します。ほとんどの場合ひとりで訪問するため、看護師同士の人間関係に左右されにくいでしょう。

また、患者さま一人ひとりに合わせた個別性の高いケアを提供できる点も魅力です。一般的に日勤のみの働き方が多く、勤務する曜日を柔軟に調整しやすいのもメリットです。

【こんな看護師におすすめ】

  • 看護師同士の人間関係に嫌気がさした人
  • 夜勤に疲れた人
  • ▼関連記事はコチラ
    訪問看護師の仕事内容や給料を解説

    訪問看護の看護師求人はコチラ

    【夜勤がつらい】外来・介護施設

    【夜勤がつらい】外来・介護施設

    夜勤や勤務体制がつらく、生活リズムを整えて働きたい看護師には、日勤のみで働ける職場がおすすめです。病院やクリニックの外来や、デイサービスなどの介護施設なら、夜勤がないことが多いため、生活リズムが整いやすく働きやすいと感じられるでしょう。

    ただし、夜勤ありの職場から夜勤なしの職場に転職する場合、夜勤手当がなくなるため収入が下がる可能性もあります。

    【こんな看護師におすすめ】

  • 夜勤がつらい人
  • 生活リズムを整えたい人
  • ▼関連記事はコチラ
    外来看護師の役割とは?病院によって働き方は違う?仕事内容や魅力を紹介

    介護施設で働く看護師の仕事内容とは?気になる給料なども紹介!

    看護師転職のプロ監修!クリニック転職の完全対策ガイドはこちら▶

    外来の看護師求人はコチラ

    介護施設の看護師求人はコチラ

    【責任の重さがつらい】健診センター

    【責任の重さがつらい】健診センター

    高度な医療技術や看護ケアが伴う職場で、責任の重さに負担を感じている看護師には、健診センターでの勤務がおすすめです。健診センターでは、主に採血や問診、検査説明などの業務が多いため、ルーティンワークが好きな看護師に向いています

    ただし、看護師として本格的にスキルアップ・キャリアアップを目指す場合は不向きな職場である点に注意しましょう。

    【こんな看護師におすすめ】

  • ルーティンワークが好きな人
  • 責任の重い仕事をしたくない人
  • 採血が得意な人
  • ▼関連記事はコチラ
    健診センター勤務の看護師の仕事内容は?メリット・やりがいや転職のコツなど

    【看護師必見】健診センター勤務はきつい?やりがいや向いている人を解説

    健診センターの看護師求人はコチラ

    【先輩看護師に聞いた】辞めたいと思ったときの対処法

    Q.看護師の仕事を「辞めたい」と思ったことはある?

    A.子どもが小さかった頃、母子ともども何度も風邪をひいて世話に追われ、仕事との両立が体力的に限界でした。
    A.自分なりに仕事を頑張っているつもりでも、ミスをして先輩から厳しく指導され、辞めたくなってしまいました。自分のミスが大きなインシデントになり、責任が重くつらいと感じました。
    A.現在の職場では昇給率が低く、給料が一定以上期待できません。キャリアアップのためにも別の職場に変わりたいと思いました。

    Q.看護師の仕事を辞めたいと思ったとき、どんな行動をした?

    A.育児との両立に体力的な負担を感じたので、正職員からパートタイム勤務に変更してもらえるよう上司に相談しました。
    A.当時勤めていた職場の人間関係が悪く、人間関係がよくて働きやすいと聞いていた病棟へ部署異動の希望を出しました。
    A.看護師の求人情報サイトにいくつか登録して、他の職場の情報を調べました。現在の職場よりよさそうな条件の求人があれば、転職しようと思っています。

    Q.実際に「辞めたい」の気持ちが楽になった行動はある?

    A.夜勤続きで体力的に限界を迎えていたとき、同期の友人やプリセプターの先輩と食事に行き、相談して元気が出ました。お互いつらいけど協力して乗り越えようという気持ちになれました。
    A.もう少し現在の職場で経験を積んで、目標の年数がたったら自分のやりたい分野に挑戦しようと思い、資格試験の勉強を始めました。目標があるので、仕事にも張り合いが出て頑張れています。
    A.このままではいけないと思い、気分転換にスポーツを始めました。一心不乱に運動して汗を流しているうちに、これまで悩んでいたことを忘れリフレッシュできるように。仕事にも張り合いが出るようになりました。

    Q.看護師を辞めて転職しようと思ったとき、どうやって転職活動を進めた?

    A.ハローワークで求人情報を検索しました。都道府県のナースセンターも紹介されましたが、希望に合わない仕事ばかりを紹介され、結局ハローワークに求人を出していた中からいくつか面接を受けました。
    A.知り合いからタイミングよく声をかけてもらい、その方のお友達が経営している訪問看護ステーションを紹介してもらえました。今思うと他の職場ともっと条件を比較すればよかったです。
    A.看護師の人材紹介会社に登録して、自分に合った仕事を紹介してもらいました。在職中で求人情報を探す時間があまりなかったのですが、コンサルタントさんから希望の条件でいろいろなお仕事を紹介してもらいました。

    看護師が転職活動を円滑に進める流れ

  • 1.職場を辞める時期の目安をつける
  • 2.自己分析やスキルの棚卸しなど「転職の事前準備」を進める
  • 3.必要書類の用意と面接対策をして転職活動を進める
  • 4.内定が決まったら、退職・入職手続きを進める
  • 転職をしたいけれど、どのように転職活動を進めればよいか分からず今の職場にとどまっている...という方も多いでしょう。以下で「看護師の仕事は好きで続けたいけれども、今の職場を辞めたい」という方向けに、転職活動を円滑に進める流れを紹介します。

    1.職場を辞める時期の目安をつける

    転職すると決めたら、職場を辞める時期の目処をつける必要があります。転職先が決まってから、現在の職場に退職を申し出る流れが理想です。転職活動に必要な時間を予想し、現在の職場にはどのくらい前までに退職を申し出る必要があるか、就業規則を確認して時期を決めましょう。迷う場合は以下のポイントをもとに決めてください。

    【退職時期を決める際のポイント】

  • 周囲に大きな迷惑をかけない時期であること
  • 可能な限りメリットを感じられる時期であること
  • 退職の時期は委員会活動などのことも考慮し、年度末や仕事の区切りがついたタイミングがおすすめ。人員不足が激しいタイミングや長期連休に入る前などは、周囲に迷惑が掛かるため避けましょう。

    また、ボーナス支給後や、受け取れる退職金が増える後など、自分にとってもメリットが感じられるタイミングがおすすめです。

    ▼関連記事はコチラ
    看護師必見!病院を退職する流れと退職日までにすることまとめ

    2.自己分析やスキルの棚卸しなど「転職の事前準備」を進める

    現在の職場を辞める時期の目処がついたら、転職の事前準備を行います。事前準備として、自己分析やスキルの棚卸しなどを進めましょう。この作業をしっかりしておくことで、履歴書や職務経歴書の作成にも役立ちます。

    【転職活動を進めるうえで必要な事前準備】

  • 自己分析で自分の経験やスキル、強み、転職理由を把握する
  • 転職先の情報収集をして、求められる看護師像への理解を深める
  • 退職手続きの進め方を確認する(在職中の場合)
  • 自己分析した内容や自身の強み、今の職場を辞めたい理由を踏まえて、「どんな職場に転職したいか」と優先順位となる「転職の軸」を決めます。看護師として今よりもっと生き生きと働くためには、職場選びが大切です。

    「転職の軸」が明確であれば、職場のミスマッチも少なくなり、自分にとって働きやすい職場が見つかるはず。転職先に関する情報を集めたり、現職場の退職手続きについて確認したりすることも必要です。

    ▼関連記事はコチラ
    【転職成功のカギ】看護師の自己分析方法!条件の決め方・コツについて

    3.必要書類の用意と面接対策をして転職活動を進める

    志望先が決まったら、履歴書、職務経歴書など応募に必要な書類を用意し、求人に応募しましょう。各種書類はマナーを守り、正しく書くことが志望先からの印象をよくします。

    面接で想定される質問への回答を用意し、採用面接に臨みましょう。話し方や表情、身だしなみ、面接での振る舞いなども印象を大きく左右するため、マナーも把握しておいてください。

    ▼関連記事はコチラ
    【フォーマット付き】看護師の履歴書の書き方-志望動機など一挙解説

    【転職が多い看護師】職務経歴書の書き方&例文!スキル・経験を伝えるコツ

    【看護師向け】転職に必須の履歴書・職務経歴書のフォーマットはこちら▶︎

    看護師の面接対策を徹底解説!マナー・流れ・よくある質問まとめ

    4.内定が決まったら、退職・入職手続きを進める

    内定獲得後は、現在の職場に退職を申し出ます。退職の意向は、最初に直属の上司へ申し出るのがマナーです。職場の就業規定にもよりますが、最低でも退職する1〜2カ月前に伝えておくとよいでしょう。「退職日の3カ月前まで」などの規定がある場合は、転職活動を進めながら退職の申し出を行ってください。

    その後、書類の提出や引継ぎなどの退職に必要な手続きと、次の職場への入職手続きを行っていきます。

    ▼関連記事はコチラ
    看護師の転職の仕方は?【準備〜退職の流れ・おすすめの方法・成功のコツ】

    看護師を辞めたいと思ったら、コンサルタントに転職の相談を

    看護師の仕事はやりがいが大きい分、責任も大きくたくさんの悩みがあるもの。ときには「辞めたい」と感じるのも自然なことです。悩んだときは今回紹介した方法を試してみてください。どうしてもつらいときは、転職を考えるのもひとつの方法です。

    ナースステップは悩める看護師さんの味方。一人ひとりのお悩みに寄り添い、医療業界専任のコンサルタントが転職を無料でサポートいたします。今の職場を辞めたくてお悩みの方は、ぜひお気軽にご相談ください。

    【ナースステップ】看護師の求人検索はコチラ

    ナースステップは
    「なぜ転職するのか」の理由を
    明確にするところから一緒に考えます。

    看護師の転職に悩んだら
    まずはナースステップにご相談ください!

    無料60秒で完了!
    ナースステップに登録する▶