看護師が取りたいプラスの資格27選!取得方法やメリットを一挙解説

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看護師が取りたいプラスの資格27選!取得方法やメリットを一挙解説

記事掲載日:2025/10/29

看護師が取りたいプラスの資格27選!取得方法やメリットを一挙解説

看護師が仕事するうえで、スキルアップにも役立つ資格が多くあります。今回は、看護師資格にプラスして取得するのがおすすめの資格を27種類ご紹介します。どの診療科でも幅広く歓迎されるものや、ある分野に特化し専門性をより高められるものなどさまざまです。資格を取得し強みにしたいとお考えの方は、ぜひ最後までご覧ください。

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看護師にプラスの資格取得がおすすめの理由

  • キャリアアップを目指せる
  • 知識やスキルを深められる
  • 収入が上がる可能性がある
  • 転職する際の強みになる
  • 看護師資格にプラスして新たな資格を取得することには、多くのメリットがあると言えるでしょう。専門的な知識やスキルを習得でき、日頃のケアに役立つのはもちろん、さらなるキャリアアップにも直結します。

    病院で教育的な立場を担えるようになったり、保育や看護教育、介護といった異なる領域へ進路を広げたりすることも可能です。将来的に活躍のフィールドが広がり、選択肢は一層豊かになります。

    さらに、転職活動においてはプラスの資格を持っていることで他の看護師との差別化を図れ、有利に働くケースも少なくありません。職場によっては資格手当が支給される場合もあり、収入アップにつながる点も大きな魅力と言えるでしょう。

    看護師のキャリアアップにおすすめ!プラスの資格5選

    看護師におすすめのプラスの資格11選【医療・救急分野】

    看護師におすすめのプラスの資格6選【介護・福祉分野】

    看護師におすすめのプラスの資格5選【カウンセリング分野】

    看護師のキャリアアップにおすすめ!プラスの資格5選

    看護師のキャリアアップにおすすめ!プラスの資格5選

    まずは、看護師のキャリアアップに特に役立つ資格を5つご紹介します。少しハードルが高いものもありますが、挑戦する価値が大いにあります。

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    看護師のキャリアアップ方法は?職種の選択肢や取得すべき資格を紹介!

    認定看護師

    受験資格 ・看護師免許
    ・通算5年以上の実務研修(うち3年以上は認定看護分野の実務研修)
    ・A課程認定看護師教育機関若しくはB課程認定看護師教育機関、または外国においてそれらと同等と認められる教育を修了している
    取得方法 ・年1回認定審査を実施
    ・筆記試験(マークシート方式・四肢択一)100分
    受験費用 51,700円(税込)
    合格率 ――
    メリット ・高い専門性を活かし、業務内容の幅が広がる
    ・資格手当がつくことがある

    参考:公益社団法人 日本看護協会

    認定看護師は日本看護協会の認定資格で、特定の分野において熟練した看護技術と知識を有することを示すものです。分野は「クリティカルケア」「緩和ケア」など19領域。患者さまへの高度なケア提供はもちろん、看護師への指導・相談など、他職種と協力する時の調整役も担います。

    教育課程は従来のA課程と、特定行為研修を含むB課程があり、ほとんどが平日の昼間に実施されるため、一時休職や長期出張の扱いを受ける必要があります。また認定看護師は、資格取得後5年ごとに更新が必要です。更新申請では、看護実践時間と自己研鑽実績が評価されます。

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    専門看護師

    受験資格 ・看護師免許
    ・通算5年以上の実務研修(うち3年以上は専門看護分野の実務研修)
    ・看護系大学院修士課程の修了
    取得方法 ・年1回認定審査を実施
    ・書類審査・筆記試験(論述式)
    受験費用 51,700円(税込)
    合格率 ――
    メリット ・その分野におけるエキスパートナースとして昇格しやすい
    ・専門性を活かした働き方ができる
    ・資格手当がつくことがある

    参考:公益社団法人 日本看護協会

    専門看護師も日本看護協会の認定資格です。水準の高い看護を効率よく行うための技術や知識を深め、卓越した看護ケアを実践できることを示すものです。

    特定の分野で「実践・相談・調整・倫理調整・教育・研究」の役割を果たし、施設全体や地域の看護の質向上に努めます。

    取得には5年以上の実務研修に加え大学院へ進学し学ぶ必要があるため、プラスの資格の中でもとくにハードルが高いといえます。資格取得を支援している職場もあるので、転職の際はそのような職場を探すのもよいでしょう。

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    保健師

    受験資格 ・看護師免許
    ・指定学校で1年以上必要な学科の修了、指定養成所の卒業、看護系大学院で2年間必要な学科の修了、また上記いずれかの要件を満たしている
    取得方法 ・毎年2月に保健師国家試験を実施
    ・試験科目は公衆衛生看護学、疫学、保健統計学及び保健医療福祉行政論
    受験費用 5,400円(税込)
    合格率 94.0%(令和7年)
    メリット ・予防医療に携われることで仕事の選択肢が広がる
    ・保健指導の知識を活かせる
    ・職場によっては資格手当がつく場合がある

    参考:厚生労働省 保健師

    保健師は、自治体や保健所に勤務し地域住民への保健指導や健康管理などを行う行政保健師や、一般企業に勤務して社員の健康管理に従事する産業保健師などの働き方があります。

    主に、病気のリスクが高い人への予防方法の指導や、健康な人がより健康でいられるための支援などを行います。

    保健師になるには、看護短期大学の専攻科や保健師養成所など、指定の学校で1年以上必要な学科を修めてから保健師国家試験に合格しなければなりません。

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    助産師

    受験資格 ・看護師免許
    ・指定学校で1年以上必要な学科の修了、指定養成所の卒業、看護系大学院での2年間ご教示必要な学科の修了、また上記いずれかの要件を満たしている
    ・受験資格は女性のみ
    取得方法 ・毎年2月に助産師国家試験を実施
    ・試験科目は基礎助産学、助産診断・技術学、地域母子保健及び助産管理
    受験費用 5,400円(税込)
    合格率 98.8%(令和6年試験)
    メリット ・出産に立ち会える仕事で、やりがいが大きい
    ・開業権が認められており、キャリアの自由度が高い

    参考:厚生労働省 助産師

    助産師は、女性の人生を支える専門家です。その業務の範囲は幅広く、出産の介助から妊産婦の相談、妊娠から産後までの母子の保健指導をします。このほか、育児指導や不妊治療、思春期の性の相談などにもかかわります。

    看護職の中で唯一、開業権が認められている資格でもあり、正常な妊娠・分娩・産褥の経過であれば、助産師の責任で分娩を介助し、妊産婦と新生児の健康診査や健康教育を行うことが可能です。

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    ケアマネジャー

    受験資格 ・保健・福祉・医療分野で原則として5年間以上かつ900日以上の実務経験を有する者
    ・生活相談員としての相談援助業務を5年間以上かつ900日以上の実務経験を有する者
    取得方法 ・毎年都道府県ごとに実施される「介護支援専門員実務研修受講試験」を受験
    ・試験に合格後、介護支援専門員実務研修を受講し修了する
    受験費用 1万円前後(都道府県によって異なる)
    合格率 32.1%(令和6年試験)
    メリット ・医療・介護・福祉の現場で幅広く活躍の選択肢が広がる
    ・ケアマネジャーに転職すれば夜勤を減らして働ける

    参考:厚生労働省 ケアマネジャー

    ケアマネジャーは、介護が必要な人へ個々のニーズに応じたサービスを提供するためにアセスメントし、ケアプラン(介護サービス計画書)を作成する職種です。

    ケアマネジャーになれるのは、看護師をはじめとする医療・福祉・保健分野の法定資格をもっていて、保健医療福祉分野での実務経験(医師、看護師、介護福祉士、社会福祉士など)が5年以上ある人です。

    「介護支援専門員実務研修受講試験」に合格後、「介護支援実務研修」の課程を修了することで認定を受けられます。講義と実習の2項目で、合計87時間必要です。また、資格は5年ごとの更新制です。

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    看護師におすすめのプラスの資格11選【医療・救急分野】

    看護師におすすめのプラスの資格11選【医療・救急分野】

    医療・救急分野に特化した資格もおすすめです。どの診療科でも幅広く歓迎されるものが多いため、実用的な資格といえるでしょう。

    BLSヘルスケアプロバイダー

    受験資格 ・なし
    取得方法 ・1日(6時間程度)の講習を受講し全プログラムに参加
    ・筆記試験と実技試験に合格(筆記試験の正解率が84%以上、当日1回のみ再試験可能)
    受験費用 18,480円(税込)
    合格率
    メリット ・実際の現場に急変でも立ち会っても落ち着いて対応できるようになる
    ・転職時にはアピールポイントとなり、幅広くキャリアアップにつながる

    参考:日本ACLS協会ガイド BLSプロバイダ―コ―ス

    BLSヘルスケアプロバイダーは、成人・小児・乳児の心肺停止に対する初期対応を身につけるための資格です。マネキンを用いた実技演習を通して、AED仕様の心肺蘇生法や窒息の介助方法などを習得できます。

    救急分野に携わっている方はもちろんですが、看護師として働くうえで幅広く重宝されるおすすめのプラスの資格です。受講対象者は医療従事者から一般市民と幅広く、6時間程度と比較的短時間で取得できることが特徴です。有効期限は2年間です。

    ACLSプロバイダー

    受験資格 ・原則医療従事者
    下記いずれかの資格保有が必須
    ・AHA BLSプロバイダー/インストラクター資格保有者(有効期限)
    ・AHA ACLSプロバイダー/インストラクター資格保有者(期限不問)
    取得方法 ・受講前にオンラインで「受講前自己評価」を完了し70 %以上の正答率を達成
    ・2日間(16時間程度)の講習を受講し全プログラムに参加
    ・筆記試験と実技試験に合格(筆記試験の正解率が84%以上、当日1回のみ再試験可能)
    受験費用 38,980円(税込)
    合格率
    メリット ・自信をもって的確に急変時対応ができる
    ・キャリアアップにつながる

    参考:日本ACLSガイド協会 ACLSプロバイダーコース

    ACLSとは二次心肺蘇生法のことで、BLS(一時救命処置)のみでは自己心拍が再開されない場合におこなわれます。ACLSプロバイダーは医療関係者を対象とした資格で、取得にはBLSプロバイダー資格の保有が条件となります。

    ACLSプロバイダーを取得するには、まず、マネキンでモニター心電図や除細動器、薬剤などを用いたチーム蘇生の演習を実施。その後実技・筆記試験を受け、合格すれば資格を取得できます。受講日程は、2日間(約16時間)です。

    PALSプロバイダー

    受験資格 ・医療従事者
    下記いずれかの資格保有が必須
    ・AHA BLSプロバイダー/インストラクター資格保有者(有効期限)
    ・AHA PEARSプロバイダー/インストラクター資格保有者(有効期限)
    ・AHA PALSプロバイダー/インストラクター資格保有者(期限不問)
    取得方法 ・受講前にオンラインで「受講前自己評価」を完了し70%以上の正答率を達成
    ・2日間(18時間程度)の講習を受講し全プログラムに参加
    ・筆記試験と実技試験に合格(筆記試験の正解率が84%以上、当日1回のみ再試験可能)
    受験費用 42,980円(税込)
    合格率
    メリット ・救急の分野で小児に対応できるスキルが身につく
    ・小児科領域のキャリアアップにつながる

    参考:日本ACLSガイド協会 PALSプロバイダーコース

    PALS(小児二次救命処置)プロバイダーは、乳児・小児に対する緊急時の適切な対応を学ぶ資格です。心停止や呼吸不全など重篤な状態に迅速かつ効果的に処置できる力が身に着き、講習では心肺蘇生法(CPR)、気道管理、薬剤投与、チーム医療の実践などを習得します。

    小児科や救急の現場はもちろん、一般病棟や地域医療でも役立つため、看護師がスキルアップを目指すうえで有効な資格の一つです。

    3学会合同呼吸療法認定士

    受験資格 実務経験
    ・臨床工学技士 2年以上
    ・看護師 2年以上
    ・理学療法士 2年以上
    ・作業療法士 2年以上
    ・准看護師 3年以上
    ・受講申込時から過去5年以内に、認定委員会が認める学会講習会などに出席して12.5点を取得
    取得方法 ・認定講習会受講後、認定試験に合格(認定講習会・認定試験は年に1回)
    ・試験は東京都内 マークシート形式100問
    受験費用 ・受講料 会場+e-ラーニング30,000円(税込)またはe-ラーニングのみ20,000円(税込)
    ・受験料10,000円(税込)
    ・認定登録料3,000円(税込)
    合格率 69.0%(令和6年試験)
    メリット ・呼吸ケアのスキルアップになる
    ・急性期などの分野でキャリアアップにつながる

    参考:公益財団法人 医療機器センター 3学会合同呼吸療法認定士

    3学会合同呼吸療法認定士は、呼吸療法の習熟や呼吸管理を行う医療従事者の養成、提供する医療レベルの向上などを目的につくられた認定制度です。重症患者さまの管理をするうえで大きな柱である「呼吸療法」の広い分野を学べます。

    3学会合同呼吸療法認定士の資格は、講習会の受講と認定試験の受験を経て取得できます。

    講習会に参加できるのは、看護師や臨床工学技士などの資格をもち、一定以上の実務経験がある人のみです。また、資格取得後は5年ごとに認定を更新する必要があります。

    消化器内視鏡技師

    受験資格 以下1~5の全ての要件を満たしていること
    1.看護師(助産師・保健師含む)、准看護師、臨床検査技師、臨床工学技士、衛生検査技師、診療放射線技師、薬剤師 
    2.過去5年以内に、消化器内視鏡学会認定の消化器内視鏡専門医(非常勤含む)が従事する施設で内視鏡への従事が2年以上
    3.日本消化器内視鏡技師会主催の研究会等に2回以上出席
    4-1.機器取扱い講習会基礎編に1回以上出席
    4-2.所定の医学講義を20時間以上受講
    5. 申請者本人の消化器内視鏡介助症例数の合計が年間100件以上かつ本学会認定の消化器内視鏡専門医より証明及び推薦が得られること。
    取得方法 ・年1回の学術試験(全国のCBTテストセンターで実施)に合格
    ・認定料5,000円 と 技師会初年度会費5,000円 / 学術試験合格後に指定先へ納付
    受験費用 10,000円(税込)
    合格率
    メリット ・内視鏡看護における専門性が高まる
    ・内視鏡看護師としてのキャリアアップにつながる
    ・職場によっては資格手当がつくこともある

    参考:日本消化器内視鏡学会 消化器内視鏡技師制度規則

    消化器内視鏡技師は、消化器内視鏡業務に関わる前処置や洗浄・消毒、検査・治療の介助、機器管理などを行います。資格取得を目指すことで、内視鏡関連の知識や技術を広く得られるため、これらの専門領域で活躍したい看護師におすすめです。

    消化器内視鏡技師の資格を取得するには、5つの受験資格を満たしたうえで、学術試験に合格する必要があります。資格は5年ごとに更新が必要です。

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    内視鏡室の看護師を解説!【役割・向いている人・資格・面接対策】

    終末期ケア専門士

    受験資格 ・次のいずれかの免許および実務経験2年以上を有する者
    医師、歯科医師、看護師、保健師、薬剤師、理学療法士、作業療法士、言語聴覚士、臨床工学技士、歯科衛生士、管理栄養士、介護支援専門員、社会福祉士、精神保健福祉士、臨床検査技師、公認心理師、救急救命士、放射線技師、介護福祉士、准看護師、臨床心理士
    取得方法 ・パソコン試験(CBT試験)終末期ケア専門士 協会認定テキスト及び時事問題より出題 90問(択一または択多問題)
    受験費用 受験料12,100円(税込)
    登録料12,100円(税込)
    合格率 65.6%(令和6年試験)
    メリット ・看取りに関わる幅広い職場で知識を活かせる
    ・高齢化が進む中、介護や在宅医療の分野でキャリアアップが期待できる

    参考:日本終末期ケア協会

    終末期ケア専門士は、患者さまに一番近いところでサポートをする、臨床ケアのスペシャリストです。科学的根拠に基づいたケアの実践を行うことを目指す資格です。看護ケアだけでなく介護分野にも興味がある看護師に向いている資格でしょう。資格を取得するには、公式テキストを用いた学習と認定試験に合格することが必要です。

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    終末期看護とは?看護師が知っておきたい定義・役割・携わるうえで大切なこと

    循環器専門ナース

    受験資格 准看護師と看護師を合わせて満5年以上の実務経験を有する看護師 (ただし、看護師として1年以上の経験を有する方)または満5年以上の実務経験を有する医療従事者 (薬剤師、臨床検査技師、保健師、臨床工学技士等)
    取得方法 年2回実施の「循環器専門ナース研修(6日間)」受講後、認定試験(Web)合格し対面研修(2日間)を修了
    受験費用 (研修費及び教材費を含む)
    ジェックス会員(無料会員を除く):170,000円
    ジェックス会員以外:180,000円
    合格率
    メリット ・循環器の分野で高度な知識とスキルを持つナースとして活躍できる
    ・キャリアアップにつながる
    ・研修を通して同じ志を持つ仲間ができる

    参考:公益社団法人 臨床心臓病学教育研究会

    循環器専門ナースは臨床心臓病学教育研究会(JECCS、ジェックス)が認定する資格です。循環器専門ナース研修では、心臓の解剖生理、循環器疾患治療の最新動向などを学び、全8日間にわたって研修を行います。

    研修は年2回行われ、前半6日間は対面またはWebでの受講を選択でき、Webでの認定試験に合格後、2日間の対面研修(ジェックス研修センターがある大阪府のみ)を修了すると認定されます。

    取得により循環器疾患について高度な知識とスキルを持つナースとして活躍できます。資格は5年ごとの更新が必要です。

    リンパ浮腫療法士

    受験資格 以下全ての要件を満たしていること
    ・医師・看護師・理学療法士・作業療法士・あん摩マッサージ指圧師のいずれかの資格を有していること
    ・下記の実務経験を有していること
    医師・看護師・理学療法士・作業療法士・あん摩マッサージ指圧師としての業務 : 2年以上
    ・リンパ浮腫治療に関する指定の研修を修了していること
    ・リンパ浮腫外来及びそれに準ずる医療機関にて臨床経験を満たしている者で、研修修了後にリンパ浮腫の実施症例を5例以上積んでいること。(延べ人数ではなく、最低5症例)
    取得方法 ・認定試験(年1回・東京)に合格
    ・筆記試験 ・択一式(マークシート)50問
    受験費用 受験料 16,500円
    認定登録料 22,000円
    合格率
    メリット ・専門的なスキルが身につき、患者さまのQOL向上に役立つ
    ・リンパ浮腫外来や緩和ケアなどへの転職で有利になる

    参考:日本リンパ浮腫治療学会認定 リンパ浮腫療法士

    リンパ浮腫療法士は、日本リンパ浮腫治療学会が認定する資格です。医療従事者として、リンパ浮腫の複合的治療を中心にリンパ浮腫の診療に従事するに必要な、専門知識・技術水準をもった専門家です。

    がん治療を受けた患者さまがリンパ浮腫になるケースがあるので、血液内科や放射線科などで働く看護師さんにおすすめの資格です。看護師が受験資格を満たすには、指定の研修を修了していることと、臨床経験が必要です。資格は5年ごとの更新が必要です。

    NST(栄養サポートチーム)専門療法士

    受験資格 以下全ての要件を満たしていること
    ・JSPEN会員であること
    ・以下の国家資格取得後3年以上
    管理栄養士/看護師/薬剤師/臨床検査技師/言語聴覚士/理学療法士/作業療法士/歯科衛生士/診療放射線技師
    ・国家資格取得後3年以上医療・福祉施設に勤務し、そのなかで栄養サポートに関する業務に従事した経験(年数不問)があること
    ・JSPEN学術集会への参加
    ・NST専門療法士受験必須セミナーの受講
    ・「JSPEN学術集会(10単位/回)」、「NST専門療法士受験必須セミナー(10単位/回)」を含む合計30単位の取得
    ・JSPEN認定教育施設における40時間の実地修練修了
    取得方法 ・上記の受験資格に必要な条件を満たす
    ・筆記試験(年1回)受験
    受験費用 受験料 10,000円
    認定料 20,000円
    合格率
    メリット ・NSTサポートチームの中心的な存在として活躍できる
    ・継続的な学会への参加などで常に新しい情報を学び続けられる
    ・キャリアアップにつながる

    参考:日本栄養治療学会 NST専門療法士認定資格制度

    NST専門療法士は、日本臨床栄養代謝学会が認定する資格です。患者さまの高度な栄養療法を管理でき、臨床栄養学に関する知識を学べます。看護師として、患者さまを栄養面からもサポートできるようになりたい方におすすめの資格です。

    受験資格を満たすには認定教育施設での実地修練だけでなく、学術集会への参加やセミナーの受講、さらに他の研究会などへの参加で単位取得が必要で、常に学び続ける姿勢が求められます。資格は5年ごとの更新が必要です。

    禁煙支援士

    受験資格 ・受験コースごとに必要な講習会参加点(初級2点、中級5点、上級12点)を取得していること
    ・全コース共通:日本禁煙科学会会員であること
    ・中級:初級禁煙支援士取得者であり、年会費が支払済であること
    ・上級:中級禁煙支援士取得者であり、年会費が支払済であること
    ・上級:教育研究点30ポイント以上を取得していること
    取得方法 ・初級で筆記試験あり(学術総会あるいは全国禁煙アドバイザー育成講習会にて実施)、随時初級禁煙支援士申請フォームから申請
    ・中級:年2回、中級禁煙支援士申請フォームから申請(第1回 2月1日~末日、第2回 8月1日~末日)
    ・上級:年2回、上級禁煙支援士申請フォームから申請(第1回 4月1日~末日、第2回 10月1日~末日)
    認定費用 初級・中級5,000円(税込)
    上級30,000円(税込)
    合格率
    メリット ・幅広い職場で患者さまへの禁煙指導に知識を役立てられる
    ・禁煙外来でのキャリアアップにつながる

    参考:日本禁煙科学会

    禁煙支援士は日本禁煙科学会の認定資格で、質の高い禁煙支援の提供や、禁煙に携わる方のモチベーションアップなどを目的としたものです。初級・中級・上級の3コースがあり、レベルに応じた禁煙支援スキルを学べます。

    禁煙外来など、禁煙を目指している患者さまと関わる機会の多い看護師におすすめの資格です。資格は5年ごとの更新が必要です。

    診療看護師(NP)

    受験資格 ・看護系大学大学院のNP養成コース修了者/修了予定者
    取得方法 ・年1回の筆記試験(愛知県)に合格
    受験費用 受験料 30,000円
    認定料 10,000円
    合格率
    メリット ・医師があらかじめ作成した包括指示に沿って、医師の指示を待たずに特定行為の処置ができるため、タイムリーなケアが可能になる
    ・転職やキャリアアップの面でも優遇される、他の看護師と差をつけられる
    ・資格手当がつくことが多い

    参考:日本NP教育大学院協議会

    診療看護師(NP)とは、日本NP教育大学院協議会が認定する資格です。

    診療看護師になるためには、看護師として5年以上の実務経験を有し、その後看護系大学大学院のNP養成コースを修了してNP資格認定試験に合格する必要があります。

    NP資格を得ることで、医師の指示を待たず、38の「特定行為(※)」の実施が可能になります。看護師として担える業務の幅が広がり、医師の業務のタスクシェア・タスクシフトに役立ちます。

    (※) 参照:厚生労働省 「特定行為とは」

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    診療看護師(NP:ナースプラクティショナー)とは?仕事内容や給料相場を解説

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    看護師におすすめのプラスの資格6選【介護・福祉分野】

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    介護福祉士

    受験資格 以下のうちいずれかの方法で取得が可能。
    ・実務経験ルート:介護業務の実務経験が3年以上かつ6カ月以上の実務者研修
    または介護業務の実務経験が3年以上かつ介護職員基礎研修及び喀痰吸引等研修
    ・養成施設ルート:介護福祉士養成施設の卒業
    ・福祉系高校ルート:福祉系高校の卒業
    取得方法 ・受験資格を得た後、介護福祉士国家試験(年1回・全国の各試験会場にて)を受験し合格
    ・筆記試験 マークシート方式
    受験費用 18,380円
    合格率 78.3%(令和7年試験)
    メリット ・医療と介護、両方の視点を持つことでより質の高いケアが可能になる
    ・転職時に選択の幅が広がる

    参考:厚生労働省 介護福祉士の概要について 

    介護福祉士の主な仕事は、介護サービスの利用者さまの介護や支援者さまに対しての指導です。看護師でも比較的取りやすい資格で、介護についての知識・技術を深められます。

    介護福祉士資格の取得ルートは、教育機関や実務経験によってさまざまです。大きくわけると、「実務経験ルート」「養成施設ルート」「福祉系高校ルート」の3つがあります。

    社会福祉士

    受験資格 以下のうちいずれかの方法で取得が可能。
    ・福祉系大学ルート:福祉系大学4年(指定科目履修)
    または福祉系短大3年(指定科目履修)+実務経験1年
    または福祉系短大2年(指定科目履修)+実務経験2年
    ・短期養成施設ルート:福祉系大学4年(基礎科目履修)
    または福祉系短大3年(基礎科目履修)+実務経験1年
    または福祉系短大2年(基礎科目履修)+実務経験2年
    または社会福祉主事養成機関+実務経験2年
    または児童福祉司などの実務4年。合わせていずれの場合も社会福祉士短期養成施設等で半年以上の研修
    ・一般養成施設ルート:一般大学4年
    または一般短大3年+実務経験1年
    または一般短大2年+実務経験2年
    または相談援助実務4年。合わせていずれの場合も社会福祉士短期養成施設等で半年以上の研修
    取得方法 ・受験資格を得た後、社会福祉士国家試験(年1回・全国の各試験会場にて)を受験し合格
    ・筆記試験 マークシート方式
    受験費用 一般受験者 19,370円
    精神保健福祉士との同時受験者 36,360円
    精神保健福祉士を保有している場合の共通科目免除者 16,230円
    合格率 56.3%(令和7年試験)
    メリット ・看護師の知識だけでは対応できない制度面などの知識が得られる
    ・転職時に選択の幅が広がる

    参考:厚生労働省 社会福祉士

    国家資格である社会福祉士は、専門的知識及び技術をもって福祉課題を抱える人の相談に応じ、サービス利用の支援を行います。看護師が社会福祉士の資格を取得すると、患者さまの入院中から退院後の生活までを見据えた看護の提供ができるようになります。

    患者さまの暮らしをより幅広く支えられるプラスの資格といえるでしょう。看護師が社会福祉士の資格を取るには、「一般養成施設ルート」が一般的で、1年以上の社会福祉士一般養成施設等を卒業後に国家試験を受験します。

    精神保健福祉士

    受験資格 ・大学や短期大学での必要単位の取得
    ・相談援助実務の経験
    ・養成施設での学習 など
    取得方法 ・受験資格を得た後、精神保健福祉士国家試験(年1回・全国7か所の試験会場)を受験し合格
    受験費用 精神保健福祉士のみ受験する場合: 24,140円
    精神保健福祉士と社会福祉士を同時に受験する場合: 36,360円
    社会福祉士を保有している場合の共通科目免除により受験する場合: 18,820円
    合格率 70.7%(令和7年試験)
    メリット ・精神保健福祉に関する知識が得られ、精神科領域をはじめとして広い分野で役立てられる
    ・特に精神科領域での転職で有利になる
    ・職場によっては資格手当がつく

    参考:公益社団法人 日本精神保健福祉士協会

    精神保健福祉士は、主に精神障害を抱える人を支援する仕事です。資格を通して、精神障害をもつ人がよりよく生活できるような相談や生活支援、助言、指導、環境調整などを広く学びます。精神障害がある人の生活全般をサポートしたい看護師に、おすすめのプラスの資格です。

    精神保健福祉士になるには、精神保健福祉士国家試験に合格する必要があります。試験を受けるまでのルートはさまざまです。保健福祉系大学や短期大学での学習や、一定の相談援助実務の経験、養成施設での学習を受験資格としているケースが多いです。

    認知症ケア専門士

    受験資格 ・認知症ケアに関する施設、団体、機関等において、3年以上の認知症ケアの実務経験を有する者
    取得方法 ・試験は年1回、第1次試験(web)に合格
    ・第二次試験(論述、郵送)に合格
    受験費用 20,000円(1次試験12,000円+2次試験8,000円)
    合格率 45.7%(令和6年試験)
    メリット ・認知症の患者さまへ専門性の高いケアを提供できる
    ・認知症ケアのリーダーとして活躍できるようになり、キャリアアップにつながる

    参考:日本認知症ケア学会認定 認知症ケア専門士

    認知症ケア専門士は、認知症の介護に従事する人の自己研鑽と生涯学習を目的とした資格です。認知症の患者さまと関わる機会の多い看護師に、とくに役に立つプラスの資格といえます。

    受験資格は、認知症ケアに関連する施設や団体で3年以上の実務経験があることです。更新制の資格のため、日本認知症ケア学会主催の講座や認定団体の講座へ参加して更新します。5年間で30単位以上の取得が必要です。

    認知症介助士

    受験資格 ・とくになし
    取得方法 ・認知症介助士検定試験に合格すること
    ・セミナー会場(マークシート)または東京・大阪の財団事務局(マークシート)または各地のCBTセンター(パソコン)または自宅など(インターネット、パソコン)
    ・選択式30問
    受験費用 3,300円(税込)
    認知症介助士セミナーで受験する場合は受講料16,000円+テキスト代3,300円
    合格率 約8割
    メリット ・認知症に関する基礎知識や対応スキルが身につき、安心して介助できる
    ・医療・介護現場だけでなく、家庭や地域でも役立てられる
    ・転職やキャリアアップ時に強みとしてアピールできる

    参考:公益社団法人日本ケアフィット共育機構 認知症介助士

    認知症介助士は公益財団法人日本ケアフィット共育機構が認定する資格です。認知症への正しい理解をもとに、認知症の人に寄り添うためのコミュニケーションや接遇・応対・環境づくりを身につけられます。

    認知症介助士の資格に、受験資格の制限はありません。各地の試験会場のほか自宅でも受験できる検定を受け、合格すれば取得できます。比較的手頃な費用で取得可能です。認知症介助士セミナーと検定試験を1日で受けられるコースも設けられています。

    福祉住環境コーディネーター

    受験資格 ・とくになし
    取得方法 ・福祉住環境コーディネーター試験の合格
    ・1級 年1回、CBT方式統一試験のみ 前半・多肢選択式/後半・記述式
    ・2級・3級 年2回、IBT方式またはCBT方式 多肢選択式
    受験費用 1級 12,100円(税込)
    2級 IBT方式7,700円 またはCBT方式9,900円(税込)
    3級 IBT方式5,500円 またはCBT方式7,700円(税込)
    合格率 1級 7.6%(令和6年試験)
    2級 43.7%(令和6年試験)
    3級 39.6%(令和6年試験)
    メリット ・患者さまの生活環境を踏まえたケアの提案がしやすくなる
    ・特に在宅医療の分野でキャリアアップにつながる

    参考:東京商工会議所 福祉住環境コーディネーター検定試験

    福祉住環境コーディネーターは、医療・福祉・建築について体系的で幅広い知識を持ち、高齢者や障害のある方に住みやすい環境を提案するアドバイザーです。各種専門職と連携をとりながら適切な住宅改修プランを提示し、福祉用具や諸施策情報などについてもアドバイスします。

    看護師がこの資格を持つことで、患者さまの生活環境を踏まえたケアの提案がしやすくなります。特に訪問看護やクリニック、退院支援などの分野で幅広く役立てられるでしょう。

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    看護師におすすめのプラスの資格5選【カウンセリング分野】

    看護師におすすめのプラスの資格5選【カウンセリング分野】

    カウンセリング分野の資格を取得することで、看護師としてのケア向上に役立ちます。また、将来的な仕事の選択肢も広がるでしょう。

    臨床心理士

    受験資格 ・指定大学院の修了かつ一定条件を満たす
    ・臨床心理士の育成に関する専門職大学院の修了
    ・医師免許取得かつ2年以上の心理臨床経験がある など
    取得方法 ・資格審査を受験し合格する 一次試験に合格した場合二次試験の受験が可能
    ・一次試験(多肢選択方式試験および論文記述試験) 東京都
    ・二次試験(口述面接試験) 東京都
    受験費用 資格審査申請書類 1,500円
    資格審査料 30,000円
    登録料(合格後) 50,000円
    合格率 66.1%(令和6年試験)
    メリット ・精神的な症状に対して、臨床心理学に基づいた対応ができるようになりケアの質が向上する
    ・カウンセラーなどキャリアの幅が広がる

    参考:公益財団法人日本臨床心理士資格認定協会

    臨床心理士とは、公益財団法人日本臨床心理士資格認定協会が認定する資格です。臨床心理士は臨床心理学に基づいた知識や技術を活用し、心のさまざまな問題にアプローチします

    臨床心理士になるには、日本臨床心理士資格認定協会の資格試験に合格することが必要です。資格試験は2つあり、1次試験では選択式と論述式の筆記試験を、2次試験では面接を行います。主に精神科領域の活躍につなげられるでしょう。

    チャイルドカウンセラー

    受験資格 認定講座のカリキュラム修了
    取得方法 カリキュラム終了後、随時自宅で受験(郵送)
    受験費用 5,600円(税込)
    合格率
    メリット ・悩みを抱える子どもやその家族への対応に役立つ
    ・キャリアの幅が広がる

    参考:日本能力開発推進協会 チャイルドカウンセラー

    チャイルドカウンセラーは、専門的な心理学的知識と技術をもち合わせ、学校内でのさまざまな問題に対応できる人を指します。子どもと接することが好きな看護師や、児童心理について深く学びたい看護師におすすめの資格です。

    資格取得には、認定講座のカリキュラムをすべて修了し、試験への合格が必要になります。認定講座は通信制のため、自分のペースで学べ、試験も自宅で受験可能です。

    シニアピアカウンセラー

    受験資格 認定講座のカリキュラム修了
    取得方法 カリキュラム終了後、随時自宅で受験(郵送)
    受験費用 5,600円(税込)
    合格率
    メリット ・高齢者とのコミュニケーションスキルが向上し、介護や医療などさまざまな職場で活躍できるようになる
    ・患者さまやご家族のサービス満足度が上がる

    参考:日本能力開発推進協会 (JADP) 認定シニアピアカウンセラー

    シニアピアカウンセラーは、高齢者の心身の悩みや生活上の不安に寄り添い、同じ立場から支援を行う専門資格で、日本能力開発推進協会(JADP)が認定するものです。

    講座では傾聴スキルや心理学の基礎、福祉制度の知識などを学ぶことで高齢者の孤独感、家族関係、健康問題など幅広い相談に対応し、安心して生活できる環境づくりをサポートできるようになります。看護師が取得すれば、高齢の患者さまやそのご家族へのケアに一層役立つでしょう。

    産業カウンセラー

    受験資格 受講開始時点で成人年齢に達していること
    ・協会が行う養成講座を修了した人
    ・または心理学系の修士資格で所定の単位を取得済み
    ・または心理学系の修士資格で所定の単位を取得+3年以上の職業経験
    ・所定の単位を取得している学士資格者
    取得方法 ・産業カウンセラー試験(年2回)に合格
    ・学科試験・実技試験(全国約10か所)
    受験費用 養成講座受講費用 352,000円(教材費を含む・税込)
    受験料:学科試験11,000円、実技試験22,000円
    合格率 57.45%(令和6年6月試験)
    メリット ・カウンセリング技術が身につく
    ・キャリアの幅が広がる

    参考:日本産業カウンセラー協会

    産業カウンセラーは、日本産業カウンセラー協会の認定資格で、働く人たちや組織が抱える問題を自ら解決できるよう、心理的な手法を用いて支援する役割があります。

    「傾聴」を基本としたカウンセリングや専門知識・技術を学べるため、医療機関に来る患者さまだけでなく、より幅広い人のメンタルケアに携わりたい看護師に向いている資格といえるでしょう。看護師が受験資格を得るには、協会が行う養成講座を修了する必要があります。

    体外受精コーディネーター

    受験資格 ・生殖医療に関する基礎的知識を有している等、所定の到達目標に達していること
    ・不妊カウンセラー・体外受精コーディネーター養成講座を3回以上受講していること
    ・申請時NPO法人日本不妊カウンセリング学会の会員であること
    ・不妊に関する職業、実践活動、研究に1年以上従事している専門職または過去に不妊治療を経験しピア・サポートを志す者
    など
    取得方法 ・11月大阪または12月東京で実施する試験に合格
    ・筆記試験と面接試験
    受験費用 15,000円(税込)
    合格率
    メリット ・体外受精を希望する方の支援に役立てられる
    ・クリニックによっては資格取得の助成や資格手当がつく場合もある
    ・転職時に有利になる

    参考:日本不妊カウンセリング協会 体外受精コーディネーターとは

    体外受精コーディネーターは、日本不妊カウンセリング学会が認定する資格です。

    体外受精コーディネーターは、体外受精や顕微授精などの高度生殖医療(ART)を受ける患者さまに適切な情報提供や意思決定支援を行います。

    不妊治療クリニックなどで勤務する場合実務に役立ち、職場で優遇される可能性が高くなります。受験するには、養成講座を3回以上受け、筆記試験と面接試験に合格する必要があります。資格は5年ごとに更新が必要です。

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    看護師がプラスの資格を取得する際の注意点

    看護師がプラスの資格を取得する際の注意点
    ①今後のキャリアや目標に合わせた資格を選ぶ
    ②資格の取得方法をチェックする
    ③学習に必要な時間を把握する

    キャリアアップに役立つプラスの資格ですが、なんでも取得すればよいというわけではありません。資格選びの際には上記のポイントに注意しましょう。

    ①今後のキャリアや目標に合わせた資格を選ぶ

    自分のためになるプラスの資格を見つけるために、看護師としてどのようなキャリアを歩みたいか考えてみましょう。

    知識を深めたい診療科や学びたい領域があれば、そこに関連する資格を選ぶのがおすすめです。将来の目標が明確だと、なお役立つ資格が見えてきます。

    ②資格の取得方法をチェックする

    資格を選ぶ際には、取得方法もチェックしておきましょう。

    数日間のセミナーや研修など短期で取得できるものから、通信制学校や大学への進学が必要なケースなど、資格の取得方法はさまざまです。看護師として働きながら資格を取得する場合は、無理なく取得できるかどうか考えてみましょう。

    ③学習に必要な時間を把握する

    看護師として働きながら資格勉強をするのは大変なもの。資格の難易度が高いほど、勉強時間の確保が必要になります。学習に取り掛かる前に、あらかじめどれくらいの時間が必要か確認しておきましょう。学習時間の確保には、通勤や家事などのスキマ時間をうまく活用するなどの工夫が必要です。

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