外科の看護師の仕事内容とは?働くメリット・注意点や給料相場も紹介
SITE MENU
PICK UP
スキルアップ志向
プライベート充実
待遇・福利厚生重視
転職
業界情報
お役立ち
職場インタビュー
記事掲載日:2021/03/16
転職先として外科を意識し、仕事内容や働くメリットを詳しく知りたい、という看護師の方は多いのではないでしょうか。
今回は、外科の看護師になる際の注意点や、性格から考えた適性、そして給料相場についてもまとめて解説します。
【無料】看護師転職サポート登録!
外科とひと口にいっても、脳神経外科から肛門外科まで専門分化されています。脳、心臓、あるいはガンといった病気の治療には専門的な知識や技術が求められ、医師の技術次第で生死が左右されることも珍しくありません。そのため、特定の分野に対応するための専門分化が必要です。
総合病院などには、一般外科が用意されることが一般的といえます。まずは一般外科で診療を行い、症状を確認したうえで専門的な治療ができる科に案内するケースが多いでしょう。
外科で働く場合、看護師の仕事内容は外来と病棟の2種類に分かれます。それぞれ仕事内容が異なりますので、詳しくチェックしておきましょう。
外来の患者さんは重篤な症状の方もいれば、軽度な負傷の方もいます。まずはそれぞれの症状を確認し、速やかな治療が必要な患者さんから順番に診療室へと通すことになります。
診療中は医師の介助を行い、消毒液やガーゼ、包帯などを使った処置を行うことがおもな仕事です。歩くことが難しい患者さんの場合は、診察台に乗せたり、椅子に座らせたりといった一連の動作を介助することもあります。
病棟を担当する場合は、入院患者のケアを行うことが基本であり、バイタルサインなどの確認がおもな仕事です。数値に異常が見られる場合、速やかに医師への伝達を行います。
手術前後のケアをはじめ、入退院の準備といったことも病棟看護師が担当することが普通です。退院が決まった患者さんに対しては、帰宅後の生活における注意点の説明なども行います。
外科の看護師として働くメリットについて、2点を取り上げてまとめました。
外科には外傷をもつ患者さんが多く、処置の種類や回数も必然的に増加します。実践で治療の経験を重ねられるため、オペ対応のスキルアップを見込める点がメリットです。
治療によって症状の劇的な改善が見られることも、外科の特徴です。担当した患者さんの回復を実感しやすく、モチベーションを維持しやすいこともメリットでしょう。
外科の看護師として働く際の注意点は以下のとおりです。
内科と比較すると、患者さんの退院までにかかる期間が短く、反対に事故などで入院が決まる患者さんは多く訪れます。入れ替わりが激しく、担当する作業が増えるため、忙しさを感じやすいことが難点です。
作業数の増加は、残業時間や夜勤の増加といった形にもつながります。ワークバランスを保ちにくいことも、デメリットのひとつといえるでしょう。
懸命な処置も及ばず、残念ながら命を落とす患者さんも少なくありません。死に直面する機会も少なからずありますので、精神的なショックを受けてしまいがちです。
外科が向いているのはどんな看護師なのか、性格などの要素からチェックしてみましょう。
治療の順番から処置にいたるまで、迅速な対応ができる看護師ほど外科に向いています。要領よく治療の順序を組み立てながら、テキパキと作業ができる人物ほど適性ありと考えられるでしょう。
外科の患者さんの状況は刻一刻と変化し、猶予が許されません。症状や必要な処置も患者さんによってまったく異なりますので、切り替えが早い人も外科の看護師に向いています。
外科の仕事は非常に多いため、ある程度の体力をもつ人ほど有利です。また、前述したとおり死に直面する場面が多い仕事でもありますから、精神力のある人のほうが外科に向いているでしょう。
ナースステップが美容外科を除く外科看護師の給料を調査(2021年2月時点)したところ、東京都内における平均は、月収・年収でそれぞれ以下のとおりです。
・月収:30~35万円
・年収:400~500万円
年齢や経験、能力などを考慮したうえで、上記の幅から決められることが一般的です。看護師全体の給料の平均と大きな違いはありません。一方、残業や夜勤の有無や多さに応じては大きく変動します。
外科は、脳神経外科から肛門外科まで多くの種類に分類されています。看護師の仕事は外来と病棟に分かれ、処置や入退院手続きなどを担当することが普通です。
テキパキと作業ができる人物ほど外科に向いており、給料は看護師全体の相場と違いはありません。
ブランク・未経験の求人特集
初めての方はこちら
求人を検索
閲覧履歴
検討リスト
高給与の求人特集
夜勤なしの求人特集
パートの求人特集